Facebook - 清森 義行
2020年7月31日
https://www.facebook.com/groups/yuishiki.jiko/permalink/1640617592752046/
(以下一部引用)

仏道を志すと、その瞬間から、三つの宝が与えられる、と言われますが、どんな宝なのか、説明させて頂きます。
 
仏の道を志すと、その瞬間から、三つの宝が与えられます。
 
一つ目は、仏、二つ目は、法、三つ目は、僧です。
 
仏とは、憧れであり、理想の人格。
 
法とは、理想に近づくための方法論、つまり教えであり、お経。
 
僧とは、迷い多き私達を導いてくれる人であり、理想に向かって、一緒に歩む善友、法友、和合僧を指します。
 
この仏法僧の言葉の下に、宝という文字をつけて、

それぞれを仏宝、法宝、僧宝と呼び、その総称を、三宝と呼びます。
 
この三つの宝を与えられると同時に、それを篤く敬う生活が、また仏道修行の出発でもあります。
 
仏道修行は、受け止め方の訓練、生かし方の訓練だ、と言えるかと思います。
 
自分に与えられたものを、どう生かすかで、人生の価値は違って来ます。
 
大きな宝を貰っても、その価値が見いだせず、不平と不満に受け止めて、自分を小さく育てるか、
 
それとも、たとえその宝が、どんなに小さなものであったとしても、「凄いんだ、チャンスなんだ」と受け止めて、自分を大きく育てるか。
 
ここに、新しい生き方のヒントが隠れていると思います。
 
お互い、くれぐれも、宝の持ち腐れをしないようにしましょう。
 
ちなみに、法事などで、三回忌をする方がありますが、この三という数字は、この「三宝」から、来ていると言われます。